【家ワインの徹底分析】「アルパカ カベルネ・メルロー赤」を気軽においしく飲む方法

【徹底分析】1000円以下で買えるワイン

今日も一日お疲れ様です。

頑張った自分へのご褒美に、せめて美味しいワインでリラックスしませんか?

この記事では、気軽に買えるデイリーワインを真面目に分析した上で、より美味しく飲むために気軽に実践できる方法を紹介していきたいと思います。

今日見ていきたいワインは、安くておいしいワインの代名詞と言える「アルパカ」シリーズの赤ワイン「カベルネ・メルロー」です。

ワインについて

「アルパカ」ワインと言えば、2012年に輸入が始められてから、安くておいしいチリワインの代表格として、アルパカブーム、動物ラベルブームまで巻き起こし、

現在でも「輸入スティルワイン売上No.1」と呼ばれるように、輸入スティルワインの中で売上金額はトップクラスで、今なお高い人気を誇ります。

「アルパカ」は、スーパーやディスカウントストアのワインコーナーで、高確率で目にするワインなので、飲んだこともある方は多いと思います。

「アルパカ」には、赤・白・ロゼ・スパークリングと豊富なラインナップが揃っており、どれも優れたコストパフォーマンスだと思いますが、

今回は、最もスタンダードと言える「カベルネ・メルロー」赤を徹底分析していきます。

ワインの情報は、以下の通りです。

  • ワイン名:アルパカ カベルネ・メルロー 750ml
  • ヴィンテージ:2022年
  • 種類、ボディ:赤、ミディアムボディ
  • 生産国:チリ
  • ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー
  • アルコール度数:13.0%
  • 買ったお店:スーパーマーケット
  • 購入価格(税込):¥517(※2023年5月当時)

ちなみに、もっと安く飲みたい方には、同じワインを箱に詰めた「バッグ・イン・ボックス」の方がさらにお買い得なので、おすすめです。

バッグ・イン・ボックスのワインがどういうものかについては、以下の記事で詳しくまとめていますので、参考にしてみてください。

安くておいしいバッグ・イン・ボックスの箱ワイン、魅力と特徴を理解すればコスパ最強!

ワインのテイスティング評価

テイスティングコメント

私のティスティングコメントは、以下の通りです。

「色調は、ディスクがピンクを帯びた輝きのある濃い紫で、若々しさを感じ、粘性は中程度です。

香りには、鼻に飛び込んでくる最初の印象が強く、ストロベリーやラズベリーのような赤いフルーツや赤い花、ブルーベリーのような紫色のフルーツもイメージしました。

イチゴキャンディのような、甘みのあるアロマも感じ取れます。

口に含むと、より濃い色のフレッシュなフルーツを想わせる風味を感じ、酸味がフルーツの風味をしっかり支え、後から豊かな渋みも感じ取れます。

セカンドアタックから余韻にかけて、甘酸っぱいフルーツのような風味がスッと残り、同時に後に残る渋みが、ミディアムボディながらも赤ワインを飲んだという満足感を与えてくれます。」

ワインの印象について

「アルパカ カベルネ・メルロー」は、価格を考えると、コストパフォーマンスの高さは抜群だと感じました。

フルーツの風味が心地よいミディアムボディですが、

カベルネ・ソーヴィニヨンに由来する香りと凝縮感のある風味、余韻に渋みも残るので、ワインにコクを求める方でも、デイリーワインと割り切ればなかなか満足できると思われます。

「アルパカ カベルネ・メルロー」がふさわしいシチュエーションとしては、今日の晩酌で、

アウトドアなどでガブガブ飲むタイプというより、夕食などと合わせて軽く1〜2杯グラスを傾けて、数日に分けて1本を飲み切るくらいがちょうどいいように感じました。

「アルパカ カベルネ・メルロー赤」をおいしく飲むために

(このワインだけに限りませんが、)ワインをおいしく飲むためには、適したワイングラス、適した温度、ワインとよく合う料理が準備できれば最高です(あとは、飲む時の雰囲気)。

この「アルパカ カベルネ・メルロー赤」については、例えば以下のようにすれば、よりおいしくワインを飲めると思いました。

  • ボルドー型のワイングラスで飲む
  • 12〜16℃の温度で飲む
  • コンビニやスーパーで、肉を使ったおつまみを買ってくる

意外と見落とされがちですが、ワインをおいしく飲むために、特にグラスと温度は大事です。

グラスを変えるだけで、香りや味わいも華やかに感じるとともに、なにより優雅な雰囲気に浸ることもできます。

渋味とボディがしっかりとした赤ワインを飲む時のワイングラスは、

大ぶりで飲み口が広いボルドー型を使うと、ワインが口全体に広がって、風味が広がるとともにタンニン分が和らげるので、味わいをバランスよく感じられます。

また温度については、このワインについては、冷やしすぎると渋みが引き立ってしまいますが、かといって常温のままだと、今度は全体に締まりのない味わいに感じてしまいます。

温度を気にして飲むのが面倒という方も、試しに飲む1時間前に冷蔵庫で冷やしてみるだけでも、かなりワインが違った印象に感じると思うので、一度試していただければと思います。

もし、ワイングラスと温度帯について詳しく知りたいという方は、以下の記事を参考にしてみてください。

ワイングラス各部位には名称と役割がある?!5つの代表的なグラスの型も紹介

ワインを美味しく飲める温度は?種類別ワインの適温と適温にするテクニックを紹介

ワインとよく合う料理について

赤ワインと料理を合わせる時は、(私の場合は基本的に)ワインが持つ渋みとボディが、頭に思い浮かんださまざまな料理の中で、どれがより調和するだろうか、と妄想を膨らませることです。

参考になるかわかりませんが、以下は私なりの、ワインを飲んだ時に合わせる料理をどう考えたかについて、少し書かせていただきたいと思います。

まず「アルパカ カベルネ・メルロー赤」については、渋みを感じるミディアムボディの赤ワインという印象を持ちましたので、

定番ですが、肉料理やチーズを使った料理だと、直感的に思いました。

ミディアムボディの赤ワインは、いわゆるバランスのいいコクと風味があり、幅広い料理と合わせられるので、

パッと思い浮かんだ料理だけでも、ステーキ、ハンバーグ、牛肉の赤ワイン煮込み、豚の角煮、厚切りのハムカツ、地鶏の炭火焼き、ブルーチーズのハチミツかけなど色々出てきました。

その中でもワインに渋みを感じたので、それに合わせる料理としても、なるべく脂があってガシガシと噛んで食べる厚切りの牛肉を使ったものが思い浮かびました。

加えて、口の中をさっぱりさせる香辛料やレモンの風味があると、尚いいと思いました。

そのイメージにピッタリ合ったおつまみもいくつかありましたが、手軽さが特にいいなと思ったのがローソンの冷凍おつまみ「肉厚牛タンねぎ塩だれ」(税込価格:516円)でした。

大きめにカットされた牛タンが6個程度入っており、

食べ方は、容器のフィルムを記載の点線まで開け、電子レンジ600Wで約1分30秒加熱するだけで、これですぐに食べられます。

味としても、コンビニの冷凍食品とは思えないレベルの高さで、

贅沢に分厚くカットして焼き上げられた牛タンは、食べ応えがあり、牛タンの歯ごたえを感じることができ、さらに程よく柔らかい食感で食べやすいです。

タレには、細かく刻まれたネギと爽やかなレモン果汁の風味、さらにニンニクのみじん切りも入ってワインによく合います。

(ニンニク、オリーブオイル、アンチョビなどの香りと風味は、料理とワインのいい橋渡し役になります。)

実際にワインと合わせましたが、イメージ通りタンの旨みと塩味が赤ワインとマリアージュを生み出して、ワインの甘みも感じられるようになりました。

まとめ

今日は「アルパカ カベルネ・メルロー」を真面目に分析して、美味しく飲む方法を紹介してみました。

個人的な感想として、「アルパカ」以上にコスパの高いワインは探すのは難しい、と思うほどのワインでしたが、

他にもいろいろと紹介したいワインは山ほどありますし、その色々あるのがワインの面白いところなので、今後順番に紹介していきたいと思います。

この記事が少しでも参考になって、ワインをよりおいしく楽しんでいただければいいなと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました