再利用法にも最適、さっぱり飲めるワインの水割り、古くて新しい楽しみ方を紹介

ワインの知識・用語

ワインは水割りにすることで、アルコール感が薄くなり飲みやすくなります。

でもワインを水で割って飲むなんで邪道じゃないの?と思うかもしれませんね。

ワインの水割り、普段の私たちにはなじまない飲み方ですが、実は昔のヨーロッパでは普通の飲み方でした。

そこで今回は、ワインの水割りについて詳しく見ていきたいと思います。

ワインは水割りにしていいの?

はるか昔、ワインはそのままではなく、むしろ水で割って飲むのが普通でした。

紀元前、古代ギリシャからローマ帝国に伝わったワインは、水で割って香料やハチミツなどで風味付けして飲むものでした。

なぜなら、この当時はまだワインが造られ始めたばかりの時代、

ワインの醸造技術や保管環境の問題でワインが腐ってしまうこともあったようで、少しでも長く保存できるように、アルコール度数が高めに造られていたようです。

このワインを水で割る飲み方は、中世ヨーロッパ時代にも続いていたようで、貴族や富裕層の飲み方としても知られていました。

現在、ヨーロッパでは炭酸水が好まれているため、水よりもむしろ炭酸水で割って飲まれることが増えていますが、

このようにワインの水割りは、ヨーロッパでは昔からの飲み方として、今でも飲まれています。

ワインを水割りにすることのメリットは?

ワインを水割りにすることで、メリットもあります。

一言でいうと、飲みやすくなります。

これは、ワインを水で割ることでアルコール度数が下がること、また口当たりが柔らかくなり、赤ワインの場合は渋みも柔らかくなるからです。

また水で割ることで、ワインのフルーティーな香りや風味も引き立って感じられます。

また、アルコール度数が下がることで、飲み過ぎや悪酔いを抑える効果も期待できます。

ワインの水割り、美味しい飲み方は?

では、ワインの水割りは、どうすれば美味しく飲めるでしょうか?

まず意識したいのは、ワインと水の割合です。

基本的にはワインと水の割合が1:1、それでも濃いと感じるようなら水を多めに1:1.5くらいで割るといいと思います。

また使う水も、硬水より軟水のほうが適しているようです。

もし温度まで気をつけるなら、スッキリした味わいを活かすために、少し冷やし目の10〜14℃位がオススメの温度です。

水割りにするワインの選び方は?

水割りに使うワインは、赤・白・ロゼであれば何でもいいと思いますが、

強いて言うならフルーティーなワインの方がより適しています。

水で割ってしまうので、高級なワインを使う必要はなく、お手軽なテーブルワインで十分に美味しく飲めます。

味わいは辛口だけでなく、ほのかに甘みのあるものを水割りにするのもオススメです。

ワインの水割りはどんな料理と合わせる?

もし料理と合わせることを考えるなら、

ワインの水割りは口当たりが軽いので、軽めのものと合わせるのがオススメです。

フィンガーフードのような軽いおつまみ、サラダ、冷製パスタ、和食などが考えられます。

マリアージュを考えるなら、料理に柑橘系のソースやドレッシングやソース、ハーブを使って、より爽やかな味わいに仕上げるといいと思います。

ちなみに、ワインと料理のマリアージュについては、以下の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみて下さい。

ワインと料理をマリアージュさせる方法は?基本を実例と合わせて紹介

ワインの水割りを作る時の注意点

ワインの水割りは、ワインと水をグラスに入れて混ぜるだけなので、注意する点はあまりないですが、

水割りを作るときは先にワインからグラスに注ぎましょう。

先に水を入れてしまうと、水割りにした時にワインの味わいが崩れてしまうことがあるからです。

また、使うグラスは高級なものよりも、むしろ耐久性のあるソーダガラスのワイングラスやタンブラーの方がいいと思います。

クリスタルグラスのような高級グラスはデリケートなので、混ぜる時にヒビが入ったり割れてしまう可能性があるからです。

水割りにするワインのオススメ

もしワインを選ぶとすれば、フルーティーでコストパフォーマンスの高いものがオススメです。

その点でスペイン、チリ、オーストラリアといった国のワインは優秀だと思います。

お近くのスーパーやディスカウントストアなどでも置いてあるワインだと思うので、興味があれば手に取ってみてはいかがでしょうか。

ワインの再利用法に悩むあなたにオススメ「コラヴァン」

今回は、ワインの水割りについて詳しく見てきました。

ワインの水割りは、ヨーロッパでは昔からの飲み方として定着している飲み方の一つです。

難しく考えずに、お家にあるワインで気軽に試してみてくださいね。

ところでワインは一度栓を開けて時間が経つと、酸化して風味が飛んでしまうので、その再利用法に悩むことも多いかもしれませんが、

ワインシステム「コラヴァン」を使えば、再利用法に悩むことなくワインを楽しむことができます。

「コラヴァン」とは、ボトルに取り付けて使うことで、コルク栓を抜かずにボトルの中のワインを注いで飲むことができる、特許テクノロジーを使用したアイテムです。

コラヴァンを使えば、栓を抜かなくてもワインが飲めるので、

ワインが酸化するという心配をせずにワインを飲むことができるので、ボトルのワインを数ヶ月または数年後でも開けたての状態のワインを飲むことができます。

コラヴァンは使い方が簡単ということもあり、飲みたいワインの酸化を気にせず楽しめるだけでなく、

熟成途中のワインの状態を飲んで確かめるといった、これまでできなかったワインの楽しみ方もできるので、世界のワイン愛好家からも注目されているアイテムです。

「コラヴァン」については、以下の記事で詳しく説明していますので、参考にしながら「コラヴァン」で新しいワインの飲み方を体験してみてはいかがでしょうか。

ワインの飲み方が変わる?!コルクを抜かずにワインが飲める道具「コラヴァン」とは?

どのコラヴァンがいい?種類・モデル別の違いとオススメを紹介

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