6本用の小型ワインセラーはこの使い方がオススメ!選ぶ時の注意点も紹介

ワインの知識・用語

家に置くワインセラー、小型の方がスペースも取らないし、値段もお手頃でよさそうですね。

でも小型のワインセラーは、実際ちゃんとワインの保管ができるのか、気になる部分ではあると思います。

そこで今回は、小型ワインセラーのオススメの使い方や選ぶ時の注意点などについて、見ていきたいと思います。

ちなみに、小型ワインセラーといっても、メーカーや種類によって大きさが特徴がバラバラなので、

今回は、普段の生活の中でも使いやすい6本収納タイプのワインセラーで見ていきたいと思います。

小型ワインセラーのオススメの使い方は?

6本用の小型ワインセラーは、生活空間の邪魔になることなく、ワインを理想の環境で保管するためのものとイメージされがちですが、機能・実用面を考えると、

すぐに飲む予定があるワインを保管するための専用冷蔵庫として使うのが、最もオススメの使い方になります。

つまり、以下の理由でワインセラーを探している方には特に、小型ワインセラーがオススメだと思います。

  • まだワインセラーを持っていない
  • 手元にあるワインはすぐに飲んでしまう
  • 保管用のワインセラーと別で手軽に使えるものが欲しい
  • ワインを適温で飲みたい

ちなみに、ワインを適温で飲むことのメリットについては、以下の記事で詳しく説明していますので、参考にしてみて下さい。

ワインを美味しく飲める温度は?種類別ワインの適温と適温にするテクニックを紹介

より大きなワインセラーを選んだ方がいい場合は?

一方、以下のような理由でワインセラーを探している方は、

より大きくて高級なワインセラーを選んだ方が、長い目で見た時にメリットがあると思います。

  • 長期保管したいワインがある
  • すぐに飲む予定のない高級ワインがある
  • 普段からたくさんワインを買う

理由としては、

小型ワインセラーは、ワインの収納可能数に限りがあることに加えて、

機能と耐用年数を比較すると、ワインを長期熟成させたいなら大型で高級なワインセラーの方が向いていると言えるためです。

ここまでお話ししたことをより詳しく理解するために、以下で小型ワインセラーのメリットと注意点を見ていきたいと思います。

小型ワインセラーのメリットは?

6本用の小型ワインセラーは、コンパクトサイズであっても、理想の環境に近い状態でワインをしっかり保管する機能を備えています。

その上で、小型であるために以下のようなメリットもあります。

スペースの節約

小型ワインセラーは場所を取らないのが最大のメリットで、居住空間の中の隙間スペースを活用してワインセラーを置くことができます。

コストの抑制

小型ワインセラーは、大型のものと比べて、価格が安いのも魅力です。

また電気代についても、大型のものに比べるとかなり節約できます。

管理も手軽で使いやすい

小型ワインセラーは、操作が簡単なものが多く、維持管理も容易です。

基本的な操作は、電源を入れて温度を設定するだけで、小さい分ワインの管理も楽です。

デザインがスタイリッシュ

小型ワインセラーは、オシャレなデザインのものも多いです。

小型ワインセラーは、家庭用として使うことを前提として作られているため、各メーカーともデザイン性にかなり力を入れています。

見せる収納として、あなたや家族、お客様が目につく場所、例えばダイニングキッチンやリビングなどに置いても、インテリアのように部屋の雰囲気になじみます。

小型ワインセラーを使う時の注意点は?

このように、6本用の小型ワインセラーには多くのメリットがありますが、お手軽で価格も安い分いくつかの注意するべき点もあります。

小型ワインセラーを買った後で後悔しないように、以下で説明いたします。

収容本数が限られる

コンパクトなサイズである以上、ワインの収容できる数が限られるため、大量のワインを保管することはできません。

ワインを長期保管して熟成させたい方やワインをまとめ買いする方にとっては、6本では収納本数が少なく感じると思うので、

もう少し大容量のワインセラーを選ぶことも考えてみるといいと思います。

庫内が結露する場合がある

小型のワインセラーでありがちなのが、扉の内側のガラス面が結露したり、庫内の下部分に水が溜まることです。

これは、気温が高く湿気が多い夏場に起こりやすくなります。

セラー内の結露は、放置したままにすると、庫内やワインにカビが生える恐れがあるので、

もし夏場でもセラーを開閉する頻度が多くない時は、たまに庫内をチェックして結露を拭き取るか、乾燥剤を入れておくことをオススメします。

動作音が気になる場合もある

小型ワインセラーは使いやすいので、例えば寝室にワインセラーを置いて、ナイトキャップ代わりに寝る前にワインを飲む、というおしゃれな使い方もできますが、

小型であっても、意外と動作音が気になる場合がある種類もあることには、注意したい点です。

ワインセラーの主な冷却方式は、ペルチェ式とコンプレッサー式ですが、

もし物音に敏感であったり、寝室にワインセラーを置きたいという方は、動作音が比較的静かなペルチェ式のワインセラーを選ぶことをオススメします。

私の個人的な印象では、コンプレッサー式のセラーは冷蔵庫と同じくらいの動作音がするので、

夜間や寝る時など周りが静かな時は、うるさくはないけど少し気になるという音量に感じました。

あとはコンプレッサー式を選ぶ時は、ダイニングキッチンやリビングなど、多少音が鳴っても気にならない生活空間に置くようにした方がいいと思います。

高級ワインセラーと比べて耐用年数が短い

小型ワインセラーは、一般的には大型の高級品より耐用年数が短いようです。

もちろんワインセラー自体の品質や使用頻度、設置場所、メンテナンス方法によって異なりますが、適切に使用した場合の耐用年数は、

小型ワインセラーは平均すると10年前後、大型の高級ワインセラーは15〜20年程度のようです。

これを踏まえると、例えば高級ワインを10年以上熟成させたい方は、最初からある程度高級なワインセラーを選んでもいいと思います。

耐用年数が短いと、気がついたらワインセラーが故障していて、ずっと外気温と変わらない環境で高級ワインを保管していた、ということにもなりかねませんからね。

ただこの辺りはあくまでも目安で、正しい使用方法と適切なメンテナンスをすれば、より長い期間使用できるようなので、

説明書をよく読んだ上で、適切な温度と湿度の維持、定期的なクリーニング、通気性のいい場所に設置することが重要になってくるようです。

ワインセラーのメンテナンス方法

ワインセラーは、定期的なメンテナンスを行うことで、より長い期間使い続けることができるので、簡単に紹介したいと思います。

まずはセラー内をきれいに保つことが大事で、定期的にワインセラー内を掃除してホコリやカビを取り除きましょう。

ワインボトルをセラーに入れる前にも、必ず乾拭きしてボトルについた汚れを取り除くことも大事です。

製品の使用方法やメンテナンス方法、設置場所については、説明書をよく読んでメーカー推奨の方法に従いましょう。

定期的な点検や修理を行うことで、故障を防止してより長い期間使い続けることができます。

故障・修理などの時に相談することも考えると、何かあった時のために、ワインセラーは国産メーカーのものを選ぶことをオススメします。

小型ワインセラーのオススメ4選

では最後に、オススメの小型ワインセラーを紹介したいと思います。

6本用の小型ワインセラーは、サイズがコンパクトなだけでなくカラーデザインや形にバリエーションがあり、部屋のインテリアにできるものもあります。

アイリスオーヤマ ワインセラー IWC-P081A-B ブラック

アイリスオーヤマは、生活用品の製造・販売を行う日本のメーカーですが、最近は家電製品にも力を入れており、

小型ワインセラーでも、コストパフォーマンスの高いものを作っています。

8~18℃で温度設定ができるので、ワインの種類に合わせて温度が調節できます。

冷却方法は、振動が少なく音が静かなペルチェ式で、寝室に置いても音が気になりません。

黒を基調としたシックなデザインで、リビングや寝室のインテリア代わりにもなります。

  • 外形寸法:幅252mm×奥行き500mm×高さ450mm
  • 冷却タイプ:ペルチェ式
  • 最大収納本数:8本
  • 温度設定範囲:8〜18℃(1℃刻み)
  • 加湿機能:なし
  • 定格消費電力:65W

デバイスタイル ペルチェ式ワインセラー CE-8W-W

デバイスタイルは、小型ワインセラーの中でも、スタイリッシュなデザインや豊かなバリエーションを用意していることで定評があります。

ホワイトのボディーカラーが、お部屋をナチュラルで上品な空間に演出してくれます。

前面が木製のワイン棚で、ドアハンドルもボディカラーに合わせた質感のデザインに仕上げています。

冷却方式には、静音性に優れたペルチェ式冷却システムを採用しています。

ちなみに、デバイスタイルでは4本収納タイプのワインセラーも製造しているので、

テーブルにも置けるようなコンパクトなワインセラーをお探しなら、そちらを検討してもいいかもしれません。

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デバイスタイル(DeviceStyle)
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  • 外形寸法:幅264mm×奥行き570mm×高さ452mm
  • 冷却タイプ:ペルチェ式
  • 最大収納本数:8本
  • 温度設定範囲:4〜22℃(1℃刻み)
  • 加湿機能:なし
  • 定格消費電力:58W

デバイスタイル ペルチェ式ワインセラー CF-P7

幅がわずか150mmとスリムなボディーで、リビングやダイニングなどの僅かな隙間のスペースに設置できます。

スリムなボディーながら、ワインもしっかり収納・保管できます。

前面のドアには、全面ミラーガラスが使われていて、おしゃれな見た目がインテリアに向くだけでなく、断熱性も高さも備えています。

普段使いのワインの冷却から大切なワインの保管まで幅広く活用することができる、省スペース型ワインセラーです。

他のワインセラーに比べると動作音が少し大きいようなので、寝室ではなくダイニングキッチンの冷蔵庫の脇などに置くのがオススメみたいです。

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  • 外形寸法:幅150mm×奥行き530mm×高さ832mm
  • 冷却タイプ:ペルチェ式
  • 最大収納本数:7本
  • 温度設定範囲:9〜18℃(1℃刻み)
  • 加湿機能:なし
  • 定格消費電力:75W

デバイスタイル コンプレッサー式ワインセラー CE-C7W-W

ボディーの形が先ほどのCF-P7に似たスリムなボディーですが、こちらはより強力な冷却機能を持つコンプレッサー式が採用されており、夏場でも安心してワインを保管できます。

白いボディーもおしゃれで、全面が木目のワイン棚、木目調のドアハンドルなど、キッチンやリビンクのインテリアにもなるデザインです。

注意点としては、動作音がやや大きいので、音が気にならない場所に設置するのがいいと思います。

  • 外形寸法:幅90mm×奥行き397mm×高さ664mm
  • 冷却タイプ:コンプレッサー式
  • 最大収納本数:7本
  • 温度設定範囲:5〜18℃(1℃刻み)
  • 加湿機能:なし
  • 定格消費電力:85W

まとめ

今回は、6本収納タイプの小型ワインセラーのオススメの使い方や、選ぶ時の注意点などについて見てきました。

このタイプの小型ワインセラーは、すぐに飲むワインを保管するための専用冷蔵庫として使うのが、最もオススメの使い方になるようです。

ワインセラーは、あなたが保管したいワインの量や、保管場所の条件などに合わせて適切な商品を選ぶことが大事になってきます。

あなたに合ったワインセラーを選んで、美味しいワインを楽しんでくださいね。

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